
2016年4月1日、株式会社ディー・エヌ・エーのハッカドールチームは「ハッカドール」に利用免許制度を導入すると発表。同日より運用を開始した。
「ハッカドール」利用が免許制になるー その情報を聞きつけたハッカドールチーム科学ニュース班は、DeNA社員でありハッカドール宣伝担当である岡村直哉を伴い、真偽を確認すべく東京都渋谷区のDeNA本社を訪問。
突如発表された「ハッカドール免許制」の狙いについてDeNAの美少女スペシャリスト兼エンジニアである広瀬裕規氏(以下、広瀬氏)に話を聞いた。
●技術の悪用に歯止めをかけたかった
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ハッカドール開発者の広瀬氏 |
広瀬:ハッカドールはその人の好みを解析し欲しているニュースを届けるばかりか、当人が気づいていない嗜好まで特定してしまうという非常に大きな危険を孕んだ技術です。
岡村:危険・・といいますと?
広瀬:この技術は利用者自身も気づいていない「潜在オタク属性」を白日のもとに晒してしまうことになります。すなわち「ゆるいオタク」や「隠れオタク」として密やかに人生をすごしていたはずの方を「取り返しのつかない状態」に追い込んでしまう可能性があります。
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ハッカドールの危険性に警鐘を鳴らす広瀬氏。 「2次元における無人島の存在は極楽浄土に値する」という。 |
岡村:確かに、ゲームにしろアニメにしろ「ハマっちゃいそうだからやらない(観ない)」という自己防衛をしている方は多いように感じます
広瀬:愛するモノが見つかってしまったオタクほど厄介なものはありません。例えば3月31日と4月1日にみなさんの周辺で休暇をとっている人はほぼ間違いなく東京ドームに行っています。うちのチームからは2人も行っているんですよ!?この年度末に信じられますか!?
岡村:広瀬さんは東京ドームには行かれなかったんですか?
広瀬:(聞いてない)そのような状況を放置していると日本の国際的競争力の低下が懸念されるばかりか、当該技術が第三国に秘密裏に輸出され、ジュネーヴ条約で禁止されている捕虜への拷問や何らかのミサイル技術に転用され悪用される可能性すら考えられます。
岡村:そんなに東京ドームに行けなかったのがショックだったんですね・・・
広瀬:私はハッカドールの開発者として、いや1人の漢(オタク)としてハッカドール技術が悪用されるような自体は断じて防ぎたいと考えています。
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思わずこみあげる涙を抑えきれない様子の広瀬氏。 タペストリーはドームに旅だった同僚の私物とのことだ。 |
広瀬:以上の動機から、ハッカドール利用に関しては正しい知識を持ってご利用いただける方のみにできればと思い今後は「免許制」という形にさせていただければと考えています。
応援してくださったマスターさんやキャラに声をあてていただいている声優さんたちには非常に申し訳ないのですが・・・
●ハッカドール免許試験 受講ノテビキ
最後に広瀬氏は『ハッカドール免許試験を「ハッカドール」のハッカゲームセンターから受講してください。私は「子育てクイズ ジュエルペット」があるゲームセンターに行ってきます』と言い残し去っていった。ここまでご覧いただいた方はぜひアプリ「ハッカドール」を起動し、「ハッカゲームセンター」から「ハッカドール免許試験」にアクセスいただきたい。
※一部端末では動作が重くなる可能性があります。ご了承ください
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※この記事は2016年4月1日に執筆、公開されたものです。